故佐々木将人先生のご葬儀は、平成25年2月19日午後6時よりお通夜、翌20日午前10時半より告別式が執り行われました。お通夜の席には約700名の方が佐々木先生とのお別れを惜しみにお見えになられたそうです。多くの方が目を赤くはらしてのご来場でした。
そして、我らが合気道道主植芝守央先生も奥様、ご子息充央道場長と共にお見えになられ、また道主におかれましては翌日より海外遠征のご多忙の中葬儀委員長もお勤めになられておられました。合気会にとっていかに佐々木先生の存在が重かったかががわかります。
このご葬儀にやむおえずお見えになられなかった方達のために佐々木先生の「人生是一劇場」の幕引きの様子を広く多くの方にお知らせしてくださいとご遺族のご了解を得て、この度告別式の写真を掲載させていただくことと致しました。
前日のお通夜は、天がその別れを惜しむかのごとく荒れ狂う吹雪の中での式でしたが、翌日の告別式には赤穂の大石内蔵助の辞世の句「・・・浮世の月にかかる雲なし!」が頭をよぎるようなスカッと晴れわたる青空が広がりました。

【会場となった埼玉県ふじみ野市にある東上セレモニーホール鶴ヶ岡】

【記帳場】

【葬儀式場】

【沢山の方が花輪をおくられていましたが、みんなの心の内は「先生、まだ逝かないでください!」なのでしょう】


【神明塾と榊の葉でかたどられた塾名…ぼやかすのだそうです】

【祭壇】

【向かって左には、日本国国旗】

【右側には、国花の菊の御紋…佐々木先生はよく中心帰一、中心から出て中心に戻るのお話をされていましたね】

【式はもちろん神式にて…】

【広く深い知識、大きく濃い愛情をお持ちの先生…自分に厳しく生きてこられ人には優しくあたられておいででした】


ある方が合気会創立70周年祝賀会でお会いした佐々木先生と握手された時、「今生の別れじゃ」といわれたそうです。
また長い間毎月なさっていた山蔭神道の小冊子己貴(めざめ)への随筆投稿を自らご辞退されました。
人生劇場の幕引きまでご自身で演出されて・・・本当にサムライでした。
人生短く 霊魂永遠なり
樹老花は老えず 人また夢あり
宇宙を屋根に 大地を住まいに
我は行くなり 乾坤悠久の道 (乾舟作)
ここに謹んでご冥福をお祈り致します。 佐々木先生、ありがとうございました!
※急ぎしろしめせの使命感で校正が不十分な点があるかと思われます。
お気付きの点があればお知らせください。